みなさんこんにちは。
2024年5月3日にサービスを始めた私ですが、実はこの「5月3日」には意味があります。
本当は昨年の5月3日に開業する予定でしたが、準備が間に合わず…
ただ、僕にとってこの日は大切な日。急いで準備して無理やり間に合わすよりも
しっかり知識や経験を蓄えてから1年後に開業しようと思って今年の5月3日を迎えました。
この5月3日ですが、私が1番尊敬している人。
母の誕生日の日に新しいことをスタートさせよう!と思い、この日にこだわりました。
私の母は2017年の9月に肺がんでこの世を去りました。
当時私は27歳でした。私が生まれてすぐ事故で父親を亡くし、
その後女手ひとつで私を育ててくれました。
(母と一緒に過ごした大阪の地元の景色)
厳しかった母親のことを私は20代前半まで好きではありませんでした。
反抗期もかなり長かったと思います。
ただ、母が余命宣告を受けたあの日。
母が主治医の部屋から出て1番最初に言った言葉が
「あんたらをどうにかせなあかんね」でした。
自分のことではなく、さんざん母に迷惑をかけた私と私の兄のことを1番に気にかける母。
「なんだこの人は」と驚きと戸惑いを感じたのを今でも覚えています。
そこから母の死への物語が始まりました。
特に亡くなるちょうど1週間は私の人生を大きく変わりました。
(亡くなる1週間の時の写真)
母は亡くなる最後まで私のことを気にかけ、その死に様は愛に溢れていました。
私の夢は『母の死に様』を映画にすることです。
お恥ずかしい話で母との写真がなく、そして親孝行もほとんどできなかったことを本当に後悔しております。
そして、母の死に様を伝えることで世の中がもっと良くなると本気で思っています。
それほど母の死に様は壮絶でした。そのつらさや悲しみの中で学びもあり、私を大きく成長させてくれました。
母と私の物語はここまで。続きは今後の活動で何かしらの形にできたらなと思っていますが、
母に成長した私の始まりを見せたいと思ったために5月3日を選びました。
あまり記念日などにはこだわらない私ですが、この日にこだわったのはそういう理由です。
今後ともいろんな方と出会い、まずはCataChiのサービスでたくさんの人をご支援して、
社会貢献していきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
次回は屋号に込めた想いなどをお伝えさせていただきます。